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親子で川遊びをしながら野川の自然に触れる体験教室

2006年 9月 9日
野川 神明橋

参加者数
子ども23人 おとな13人

野川の会
14+2人

総数52+2人

今日のせせらぎ教室の主役は、
川の中ではなく川岸の草地である。


だから私たちは安心して水面を
スイスイ泳いでいられるのであるよ・・・。
だって、今日は・・・


・・・だからね。
いよいよせせらぎ教室も別な分野での開催に
こぎ着けたのであった。


私たちにまで、影響は及ばないでしょう・・・、
と、安心して交尾中。


ついでに産卵中・・・。
余裕の表情・・・。


朝から曇りである。午後からはにわか雨のおそれもある
との予報。
しかし、ものすごく蒸し暑く、エラク天気の良い1日でした。
虫にとっては極楽のような陽気。
ともかく、暑かったぁ〜。


今回から「せたがや野川の会」ののぼり旗も登場。
5本作って掲げました。
SANAEさん作成のカワウソのイラストが光ります。


今までのせせらぎ教室とは違った品揃え。
準備に奔走してくださったメンバーの方々、お疲れ様でした。
野川の会の財産も増えましたねぇ〜。


受付の準備は、もう手慣れたもの。
子どもたちの名札もうっとりスルほどきれいなPOP文字。
やるなぁ〜。


毎回、事務作業をこなしてくださるお二方。
いつもありがとうゴザイマス。


持ち運び型カンバンも使いました。
どんどんシステマチックになるせせらぎ教室。

「今回は何をするの・・」と自転車にのったお兄さん。
地域にも定着していると言うことね。


いよいよ開催。
今回は今までにないくらいの参加人数。
その数54人。
さまざまな広報活動のおかげね。
皆さんゴクロウサマデシタ。


いつもの通り、せせらぎ教室代表の田澤先生のご挨拶。
そして羽山さんからの注意事項の説明。
みんな熱心に聞いてくれていたようですよ。


 
最初の遊びのメニューは
「カモフラージュ」というネイチャーゲーム。
虫に見立てたおもちゃの虫をみんなで探し
虫を見つける目を養うと言うものらしい。


一列に並んでおもちゃの虫を探します。
最初は見つけられなかった子どもたちも、
2回目の「捜索」ではずいぶんわかるようになったみたい・・・。


「カモフラージュ」のおもちゃの虫。
おもちゃとは言っても家の中のどこにでもあるようなものを
うまく細工して作った「虫型」。
たいしたもんだなぁ〜。
写真はナナフシだって。フムフム。

こちらはチョウチョ。
どこにあるかわかんねぇ〜よ。


で、だまさんの答え合わせ。
え〜!と言う声も聞こえたと言うことは、
見つけられなかったのかなぁ。
見事に「カモフラージュ」してたのね。

だまさんには企画・計画・段取りと
いろいろお手数をおかけしました。
ありがとうございました。


続いて、トラップ(ワナ)で虫さがし。
プラスチックのコップに虫の好きそうなにおいを発するものを入れ、
一晩おいておいたのでした。
においに誘われてやってきた地べたを歩く虫が
ポトリとコップに落ちるという仕掛け。
ベイトトラップと言うのでござる。
虫くん。落ちる前に、はしごをかけておけばいいのに・・・。


 ゴミムシやシデムシのほかに
ダンゴムシくんまで入っていました。
こんなにたくさん足があるのに、はい上がれないのであ〜る。


捕獲した昆虫の説明をする伊藤さん。
ピンクの帽子がトレードマーク。
元の色は知りませんが・・・。
今回の先生です。
ムシキングで育った子どもたち。
やっぱり大きな虫には興味津々。
身を乗り出してみていました


 さ〜て、今回のメインイベント。
虫取り網を振り回して昆虫さがし。
草をかき分けて歩くとバッタや小さなガが
ぴょんぴょん、ハタハタと飛び出します。


やばい。カモフラージュ。
と言うよりは男子体操垂直懸垂、と言う感じね。
アジアイトトンボの亜成虫かなぁ。
見事に直角。


こっちにも子どもたちが来るらしい、と警戒中。


やってきました・・・。
子どもたちがねらっています。
真剣な表情で・・・。


じっと葉っぱになたつもりでカモフラージュ中。
でも足のみどりが鮮やかすぎます。
やっぱりイネにつかまってた方が良いみたいね。イナゴくん。


この瞬間に逃げられるか否かが運命の分かれ道。
油断したら・・・


こうなってしまうのでござるよ。
フフフフ。
へへへへへ。
やったぁ〜。


足下に隠れていたのに、
ちょっと動いたところを見つかってしまったよぉ〜。
お願いだから、ギュッとしないでね。
そっと握ってね。


くっそぉ〜。
つかまってしまったぁ〜。
しかもなんだか息苦しいぞ。
ちょっとだけふたを開けてよ。逃げないから・・・。


「写真とってもよい?」
「いいよ〜」
「いいですよ」
「この虫ねぇ〜・・・」
「ダメだよ逃げちゃうよ・・・」
一家4人であーだこーだ。
ケースの中の虫もそこまでしっかり観察してもらえば
つかまった甲斐もあるというもの。


かはぁ〜。
君に見つめられて、あたしは幸せ・・・。
つぶらな目でそんなにみつめないでよ。
照れてしまいますがね・・・。


思い思いに散らばって1時間。
虫探しもそろそろおしまい。


ありがたかったのがこの麦茶!
冷たい麦茶が大人気でありました。
暑かったからねぇ〜。
管理人も3バイもご馳走になりました。


なんか懐かしい風景。
昔、寝っ転がりながら虫かごをのぞいていた弟のこんな姿を
見ていた覚えがあります・・・。
子どもの頃にかえりたいなぁ・・・。
へへへへ。


最後にみんなで捕まえた虫虫虫を
涼しい橋の下で観察。


虫かごや小さなケースに入れて
一つ一つ丁寧に解説。
テーブルの周りで熱心に話を聞く子どもたち。
終了後もなかなかテーブルを離れない子どもたちでした。


終わった?
ねぇ、終わった?
どきどきしたよ・・。
と言いたげねぇ。

もう安心よ。
子どもたちを楽しませてくれてありがとう。


子どもたちが帰ったあと、
雨プログラムの時にと用意したスライドショーをスタッフが鑑賞。



雨が降らなくても、
興味ある子には見せたかった感じ・・・。
次回はスライドショーも上映してはいかが?



「第3回親子せせらぎ教室」についてご感想・ご意見を頂きました
(対象13家族 アンケート回収12家族)


今回のイベントを
何で知りましたか?
区報 5票 45%
トラストまちづくりのお知らせ 2票 18%
ポスター・ちらし 2票 18%
DM 1票 9%
知人から聞いて 1票 9%
そのた 0票 -
無回答 1票 9%
何が楽しかったですか?
(複数回答)
ネイチャーゲーム 7票 30.4%
仕掛けたワナの観察 3票 13.0%
虫探し 11票 47.8%
その他(虫の説明) 2票 8.7%
興味を持たれたことは? 虫のこと 8票 61.5%
野川の自然のこと 5票 38.5%
虫のこと:虫の居場所・餌のこと・種類の多さ
野川の自然のこと:家のそばに自然が残っていること
今後改善してほしいことは? 開催回数を増やしてほしい
説明の机が小さい・子どもたちみんなが見られるようにして
今後やってほしい
観察会・体験活動は?
(複数回答)
水生生物観察 6票 18.8%
野鳥観察 1票 3.1%
昆虫観察 5票 15.6%
植物観察 6票 18.8%
散策 2票 6.3%
歴史・文化 1票 3.1%
工作  5票 15.6%
管理作業 0票 -
ミニ調査 2票 6.3%
屋外料理 2票 6.3%
清掃 2票 6.3%
その他の感想 お茶・虫除けをありがとうございました。

撮影:中西・二宮・松宮
記録・報告:中西


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