野川にはみどり豊かな河原があります。
都市を流れる川では珍しい風景です。
どんな植物が生えているのか、調べています。
種類だけではなく、外国からやってきた帰化植物と
日本古来から分布している在来種の割合も調べています。

植物を調べることによって、川の「自然度」を知ることができます。

これから植物を覚えたいという方、
よく見るのだけど、なんて言う植物なのか知りたい方、
是非ご参加下さい。
植物に詳しい講師を招いて
定期的に観察しています。


さまざまな植物が見られる野川は
風景もすばらしい。
どんな植物が生えているのか
調べてみませんか?
定期的に同じ場所で
植物の種類と量を調べています。
継続的に調べることで、
川の環境の変化がわかります。
専門性の高い講師のほか
植物に詳しい会員もいます。

これから植物を覚えたいと言う方も
もっと詳しく知りたいという方も
是非ご参加下さい。
準備は虫眼鏡とノート1冊。
特別な道具はいりません。
川沿いの植物
道ばたの植物など
どこでも見かけるような植物から
覚えてみましょう。
垣根や庭先で
よく見かける植物ですねぇ。
(ヤブガラシ)
野川の川岸でよく咲いている
ピンク色の花の植物です。
(オオイヌタデ)
道ばたの小さな花も
よ〜く見るとこんなにきれいです。
(キュウリグサ)


野川下流域の植生

野川下流域の神明橋付近と吉沢橋付近で、春季と秋季の毎年2回、
各調査点に定点を設けて方形枠(1m×1m)による植生調査を続けています。

       調査結果をまとめると、
        ○堤外地植生は都市河川に見られる植物群落を形成しています。
        ○低水路・高水敷・堤防敷に従い、土壌水分の環境勾配による植生の変化が見られます。
        ○帰化植物種が約半数を占め、種によっては大きな群落を形成しています。
        ○卓越した帰化植物の繁茂を制御するならば、植生から見て良好な環境を形成していると見られます。


○ レポート「吉澤橋、神明橋における出現植物一覧表」作成、2012年7月
    2003年〜2012年の神明橋(春、秋)と吉澤橋における出現植物を調査した。
    その結果を和名、科名、帰化か在来の別、調査年月日の項目のある一覧表にまとめた。